6月15日(日) 団体戦【春日公園】
筑紫区内16校が参加し、熱戦が繰り広げられました。
団体戦は3ペアで対戦しますが、今年度の那北は2ペアでの出場だった為、1組はオープン(1つ負けた状態)での参加となりました。1つの負けも許されない苦しい状況でしたが、部として掲げた目標は「1試合でも多く勝つこと」「リーグ突破」。その目標に向かって、選手たちは全力で試合に臨みました。
1戦目の相手は、筑紫野南中学校。1番手に出場した江口・森田ペアは、相手後衛の鋭い打球に怯むことなく粘り強くラリーし、ファイナルゲームまでもつれこむ接戦を制し、見事に1章を挙げました。2番手に出場した西田・狩野ペアも、後衛のラリーから得点のチャンスを狙いましたが0−3で負け、1対2で惜敗しました。2戦目は太宰府中学校との対戦。粘り強く戦いましたが、1対2で敗れ、目標としていた予選リーグ突破は惜しくも叶いませんでした。
悔しい結果となりましたが、チームで盛り上がる場面も多くあり、次の個人戦での筑前大会出場を目指して、前向きに気持ちを切り替えることができた団体戦でした。
6月21日(土) 個人戦【春日公園】
個人戦には筑紫区から98ペアが参加し、本校からは2ペアが出場しました。
西田・森田ペアは1戦目で太宰府中のペアと対戦。初戦ならではの緊張もあり、立ち上がりは苦戦しましたが、自分たちのペースを取り戻し③−2で勝利を収めました。
また、2戦目では春日中のペアと対戦。サーブやスマッシュが思うように決まらず、惜しくも①−3で敗退となりました。
江口・狩野ペアは1戦目の春日野中戦を③−0で快勝し、勢いに乗って2戦目の筑紫野南中戦も③−2で勝利。3戦目では那珂川南中のペアに敗れたものの、敗者復活戦へ進みました。敗者復活戦では、那珂川中との試合に③−1で勝利。続く学業院中との試合では苦しい展開の中、粘り強く戦い③−1で勝ち、見事筑前大会への出場を決めました。最後の試合も非常に厳しいコンディションの中での連戦となり、選手たちも対戦相手も体力的に限界に近い状況でしたが、気力を振り絞って最後までボールを追い続けました。積極的な攻めの姿勢を貫き、見事最後の試合も勝利を収めることができ、筑紫区9位で筑前大会出場となりました。
今回の中体連では、勝ち上がる喜び、敗れる悔しさ、そして仲間とともに戦う達成感など、たくさんの学びを得ることができました。 暑さの中でも決して諦めず、一球一球に想いを込めてプレーする姿は、見る人の心を動かすものでした。その力の源になっていたのは、コートに立つ選手のために朝早くからサポートをしてくれる仲間や、フェンスの外から大きな声で声援を送ってくれる仲間、そしていつも温かく見守り、支えてくれた家族の存在だと思います。また、他校の先生方からも、那北の選手の頑張りを喜ぶ温かな声かけをたくさん頂きました。人数が少ない中でも、彼らがこれまで積み重ねてきたことが、「応援されるチーム」につながっていたことを実感し、本当に嬉しかったです。
7月12日(土)に行われる筑前大会という夢の舞台に向けて、これからも練習に励み、試合を楽しむ気持ちを大切にしながらコートに立ってほしいと思います。 今後とも男子ソフトテニス部への応援をよろしくお願いいたします。