18日(金)に本校体育館にて「部活動発足会」が行われました。

 新入生にとっては初めての部活動への第一歩となるこの日。整然と整列する先輩達の姿を見て、新入生も緊張感をもって発足会に参加していました。発足会後は、各部活動に分かれ、部活動の方針や先輩からの激励の挨拶などが行われました。

 発足会において、校長先生から、まず「各部でしっかりと目標を立て、繰り返し精一杯努力することで目標を達成し、達成感を味わってほしい」と話されました。そして、本校の部活動スローガン「裏を鍛えれば、表が輝く」についてお話がありました。

 本校のスローガンは、本校の第5代校長古澤先生が、福岡大学女子バレーボール部の監督米沢利広先生によるご講話をお聞きになった際、そのお話に深く感銘を受けたことから始まりました。講話の中で紹介された同部のスローガンに共感され、「ぜひ本校でもこの精神を取り入れたい」と考え、使用の許可をお願いされたそうです。福岡大学女子バレーボール部は、技術の向上を目指す練習に励むだけでなく、あいさつや掃除といった日常生活の基本を大切にし、公私ともに「人としての成長」を重視した取り組みを行っておられます。そのような姿勢が実を結び、2014年12月には全日本インカレで準優勝という輝かしい成績を収められました。

 本校でもこのスローガンのもと、部活動を通して技術だけでなく人間性も育むことを大切にしています。日々の活動の中で、生徒一人ひとりが心と体を鍛え、自らを高めていけるよう取り組んでいきたと考えています。