4月14日(月曜日)に、文部科学省が実施する「全国学力・学習状況調査」の一環として、理科のCBT(コンピュータを活用したテスト)を実施しました。この調査は、児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、今後の教育指導の充実や学習環境の改善に役立てることを目的として行われているものです。これまでは紙の問題用紙と解答用紙を用いて行われていましたが、今回は一部教科でCBT方式が導入されました。CBTは、タブレットやパソコンを使って解答する新しいテスト形式で、デジタルならではのアニメーションや動画、操作型の問題が取り入れられているのが特徴です。3年生が校内のICT環境を活用し、スムーズにテストに臨むことができました。生徒たちは、普段の授業や学習活動で培った知識・技能を活かし、真剣に問題に向き合っていました。また、タブレット端末の操作にも落ち着いて取り組み、デジタル教材に親しんできた成果が見られました。CBT形式の導入により、これまで以上に多様な問題が出題可能となり、児童生徒の「思考力」「判断力」「表現力」などをより的確に評価することが期待されています。今後もこうした取り組みを通して、生徒一人ひとりの学びの質を高めていけるよう努めてまいります。