福岡県警察本部暴力団対策部組織対策課より、暴力団排除教育担当の白石さんに来ていただき、「自ら暴力団に入らない」「犯罪の被害に遭わない」ための学習を行いました。講演を通して、暴力団は私たちの生活に紛れており、服装や見た目だけでは分からないことや、SNSから暴力団につながってしまうことがある事を学びました。特に、最近テレビやニュースでよく見かける「特殊詐欺」については、闇バイトで集められた一般人が犯罪を犯して得たお金が、暴力団の資金になっていることが多いそうです。「高額収入」や「誰でも簡単に」といった言葉にだまされないようにしなければならないと、改めて感じました。一度でも犯罪に荷担してしまうと、「個人情報をばらまくぞ」と脅されたり、「自分や家族、大切な人たちの命が危なくなる」と脅されたりして、なかなか抜け出せなくなるそうです。

怪しい仕事に関わらないようにすることが一番ですが、もしも犯罪やトラブルに巻き込まれてしまった場合は、すぐに身近な大人や警察に相談するという事をしっかりと心にとめ、安全に生活してほしいと思います。