12月12日(土)は、生徒が自分でお弁当をつくってくる「自作弁当の日」でした。本校では生徒一人一人が自分に合った目標をもって取り組めるように、「自分で作る」内容を自分で選べるようにしました。
具体的には、次のような5つのコースを設定しました。
①すべて自分ひとりでつくるコース
②おかず2品は自分でつくるコース
③おかず1品は自分でつくるコース
④手伝ってもらって家族と一緒につくるコース
⑤作ってもらったものを弁当箱に自分で詰めるコース
子どもたちは、普段あまり経験したことのない弁当づくりを通して、食のありがたみや食事の用意の大変さを実感できたと思います。また、そのような経験を通して、朝早起きしてお弁当をつくったり夜に次の日の食事の仕込みをしたりしてくださっている家族の思いにも気づいて欲しいと思います。
そして、この取り組みを通して、食に関わってくれている人たちへの感謝の念をもてる人へ育ってくれたらと願っています。
【生徒の感想】
奥村誠太郎さん(2年生)
金曜の夜からハンバーグの準備をしていたけど、金曜の夜と土曜の朝を合わせて、2時間~3時間くらいかかりました。いつも、母が作ってくれているから、大変なのがとても分かりました。次の自作弁当の日があったら、今回は作り方の手順などを教えてもらいながらしたから、(次回は)本当に何も教えてもらわずに、片付けまで全て1人で作りたいです。
岸川 侑生さん(1年生)
工夫したところ「①季節にあったお弁当にしたところ。②色が偏らないようにしたところ。③ゆでる前のパスタで食べ物と食べ物をくっつけたところ」コロナウイルスが流行っているので、一つ一つの作業をするたびに手を洗って、衛生面にも気をつけていきたいです。次は、もう少し具材の種類を増やして、より良いお弁当が作れたらいいなと思いました。
大嶋菜々美さん(1年生)
彩りも良くて、中身もおいしかったのでよかったです。たまご焼きは、ふっくらになるようにマヨネーズを入れたところを工夫しました。赤色の食材が入ってなかったので、次回はパプリカを入れたりして、彩りをよくしたいと思います。次も自分1人で作れるように、頑張ります。
筒井理央奈さん(1年生)
(お弁当づくりに)1時間以上かかってしまい、家を出るギリギリまでかかってしまったのが反省点です。(だから)効率よく作りたいと思いました。そのためには、2、3日前から献立を考えて、手順もしっかり覚えて、効率よく弁当を作っていきたいです。今回は、主菜と副菜の比率を特に意識したので、次は栄養を意識して作りたいです。
中村秀さん(3年生)
まだ彩りがダメだったので、次の自作弁当の日のときは、野菜と肉類の役割を考えて、バランスよくできるようにしたいです。大変な弁当づくりを、弁当の日に毎日作ってくれる親に感謝したいです。
川口愛里さん(3年生)
お弁当の中に何を入れようと考えることが一番楽しかったです。工夫したところは、濃い味だと体に悪いので少し塩や砂糖などを薄めたりして体に気を遣って作ったことです。