髙井先生による理科の研究授業が2年3組で行われました。2年生が苦手とする分野に、電流と抵抗がありますが、それが生活にどういかされているかという内容でした。最初にいくつかの物質について、電流が流れやすいもの、流れにくいものに分け、それはそれぞれの物質が持つ抵抗の値によって決まっていることを確認しました。一方で、物質の中には抵抗を変化させられるものもあり、その技術がつかわれているのが半導体や超伝導です。半導体はいまや欠かすことのできない素材ですし、超伝導は、2027年開通(予定)のリニア中央新幹線でも使われる技術です。生徒は超電導リニアについて調べていく内に、ただ単に抵抗が0になるだけでなく、こちらも授業で習った電流と磁石についての技術も関係していることに気づきました。そんな高度な技術でも、ベースにはやっぱり中学校の学習内容が関わっているんですね。