12月12日(火)の1時間目に井手先生の数学の研究授業が行われました。
相似な図形の単元で、相似な立体の体積比について考える授業でした。

授業の導入では、身近な生活を数学の問題として捉えるために、アイスを一口もらったことからけんかが起こった話から始まりました。「井手先生はアイスを一口もらったが、高さで考えた際に5分の1程度食べていたため、250円のアイスをいうことを考え50円払ったが、食べられた先生は納得がいかずにけんかになった。」という導入で、生徒は楽しく数学の問題として捉えることができた様子でした。

まず50円払うことが正しいか、という視点から考えさせ、自由に意見を考えました。「上の部分の方が大きいからおかしい」という意見や、「最初の一口は、、、」など様々な意見が出た中で、本時の課題である相似比や体積比の話につなげていきました。

体積比という考えを子どもから引き出したり、ヒントカードを用いて提示することで生徒が主体的に考えたいと思える授業になりました。その後は学んできた相似比と体積比の考えを活かし、50円では足りないという結論を班活動などを通して出すことができました。

日常生活の内容を数学的に考え、また日常生活の話に戻る考え方は、数学的に非常に大切であり、生徒にとっても考えやすい、そして考えたいと思える授業でした。