12月11日(土)の午後に、活躍中の卒業生を講師に招いて講話を開催しました。
講師は、中田右多さん(筑紫高等学校一年生、在校時野球部副主将)と境田優香さん(春日高等学校一年生、在校時女子ソフトテニス部副主将、生徒会学習委員長)です。内容は、「中学校の思い出と現在」「受験期の過ごし方」「高校生活の実際」を中心とした講話でした。何事にも全力投球の二人だからこそ語ることのできる濃いエピソードの数々に在校生は聴き入っていました。また、4名の在校生から質問が挙がり、先輩&後輩の交流が深まりました。中田先輩、境田先輩、どうもありがとうございました。今後のご活躍も期待しています!
以下に、講話の一部を紹介します。
中田右多先輩
○中学校の野球部のハードな練習を乗り越えたことが、自信となっている。中学時代の長い練習時間と練習内容の濃さのおかげで、高校の部活にもついて行けている。現在は陸上部に所属し、やり投げの種目練習に励んでいる。
○高校の勉強は、中学校とは違い格段に難しくなる。予習・復習をしていないとついて行けなくなるので、中学生の内から毎日の学習習慣をつけておくべき。また、授業を真剣に、そして楽しんで受けることが大事。「先生方に習う」が何より一番、学力向上となる。
○「部活動を頑張り抜くこと」「一つ一つの授業に手を抜かないこと」「睡眠をきちんととること」・・・、これらの為に 一番無駄なのが『スマホに費やす時間』である。
○スポーツなどの試合での緊張を和らげるためには、練習あるのみ。自分のプレーに自信がもてるまで、気持ちを強く持ち練習し続けること。勝てる自信があるから、最高のプレーができる。そして、勝負を楽しもう!
境田優香先輩
○勉強でも部活でも「どうしてそうなるのか?」と考えること。何事も自分で考えて行動する習慣をつけることで、習得が早まり力が強化される。特に、高校は自由である分、自ら考えて行動する必要がある。
○土日の大好きな部活に集中する為に、金曜日のうちに宿題を終わらせるように頑張ってきた。そうすると勉強のことが気になることなく、部活に専念できる。放課後の再テストで、部活に行く時間が無くならないように部員で声をかけ合い頑張って欲しい。定期テスト前の「計画表づくり」は現実的な内容で計画立てを!
○スマホを見過ぎて「眠たい」なんてことが無いように。夜は早く寝る。睡眠は学習を脳に定着させたり、部活で疲れた身体を整えてくれたりします。
○自分らしいプレーにつなげる為の「ルーティーン」を日頃から取り入れることで、試合の緊張をやわらげることができますよ!