7月5日(水)2時間目に3年2組で、国語の授業参観がありました。今回の授業では、情報の受信者として、情報の受け取り方を見つめ直す内容でした。

まず、導入場面では、人物の顔写真の中からAIが作成した写真を見抜くという活動でした。生徒は、意外な結果に驚きながらも、これまでの自分の体験を振り返り、フェイクニュースなど自分事として学習に臨もうとする意欲をみせていました。

次に、浦先生が提示した「ある事柄」を取り上げた2つの新聞記事をきっかけに、同じ出来事であっても写真や記事の内容によって、与える印象が全く変わってしまうことが日常生活にも広く根付いていることに気づかされ、さらに、それらの印象の違いは「情報の順序」「言葉の選択」「事実のとらえ方(リフレーミング)」の3つの観点から引き起こされることを学んでいきました。

そして、最後に学習したことをふり返り、今後の自分の振る舞いを見直すとともに、次時からの学習する説明文「作られた『物語』を超えて」にも、今日学んだ考え方がつながっていくことを確認して授業を終えました。