9月22日(水)、数学科の井手先生による中堅教員授業研修が行われました。この研修は、福岡教育事務所が主催する「教職経験10年目を対象とした研修」として実施されるもので、教育事務所からも指導主事が来校され、授業に対する指導助言をしていただきました。
本時の対象クラスは3年2組で、単元は「関数」です。これまで比例・反比例、一次関数を学んでいますが、二次関数の導入にあたる内容です。学習課題は、「ある斜面でボールを転がしたところ、転がるボールの1秒ごとの位置は次の図のようになりました。5秒後、10秒後には何m転がるでしょうか?」というものです。生徒は表やグラフを活用したり、先生が準備したヒントを活用したり、グループで協議したりしながら、時間(秒)と距離(m)の関係に着目して学習課題を解決していきました。最終的に、時間をy、距離をxとしたとき、yはxの2乗に比例することを見つけ出し、式で表すことができました。また、その後生徒は類似の問題を解いていきました。指導主事からは、生徒の皆さんの学習規律のよさについて大変褒めてありました。