県大会に出場するために
文責 ソフトボール部顧問 佐藤茂史
今週から練習が再開され、それぞれの部活動が活気ある練習を行っています。やっと学校生活が戻ってきたと実感しています。25日の練習で「中体連県大会」並びに「筑前大会」が中止になったことを受けて、再度三年生を中心に目標の設定をしました。新しい目標は『筑紫区大会ベスト4』です。昨年度から、筑紫区のベスト4、筑前のベスト4に入り、県大会出業を目標に出渕先生と努力してきたことを受けての目標だと思います。また、筑紫区中体連大会の開催についても検討が行われていますが、大会が行われることを信じ、「筑紫区ベスト4」へ向かって日々の練習を頑張っていきたいと思います。
25日~27日の三日間の練習の中でいくつか話をしました。その一部です。
「勝つことを目標とするならば、挨拶など当たり前のことを自信をもってやれなければならない」
挨拶は社会に出てとても重要なことです。そして人間関係をつくる基本です。目上の人に自分から挨拶をするという大切なことすら自信をもってできない人が、プレッシャーのかかる公式戦のバッターボックスや自分のポジションで、チームのために自信をもってプレーできるはずがありません。だから、どんな場面でも当たり前に大きな声で挨拶をすることは、自信を持ったプレーにつながります。
「チーム全体での挨拶をそろえる、ランニングの足をそろえる、母指球に体重をかけ気を付けして話を聞く」
よく『心技体』と言われますが、本当は『体心技』。スポーツの「うまい」、「下手」は究極のところ、「身体を自分の思ったようにコントロールできるか」です。だから「動きを人とそろえる」「気を付けをする」という行動すら自分の身体をコントロールできない人は、技術が上達することはありません。また、「動きをそろえる」ことがチームワークを大切にする心につながり、「気をつけをする」ことが人の話を真剣に聞こうとする意志につながります。人間の行動は『体心技』であり、技は最後についてくるものなのです。