昨日、5月28日(水)の2限目に沖縄県にある琉球大学教授の岡本泰弘(オカモトヤスヒロ)氏に本年度も来校され、本年度1年1組でロールレタリングという活動を1年間かけて行います。
ロールレタリングとは、自分の悩みや相談、頑張っていることを他者(親・友人・先生など)へ手紙を書きます。その1~2週間後に他者の気持ちになり、その手紙の内容に対して相手がどのように返事を書くかを、自分で考えて手紙を書くという活動です。この手紙の内容に関しては、自分自身しか知りません。誰にも知られることがなく思いのままを書くことができます。昨年度も3年1組で同じことを行いました。
昨年度の感想の中には、「相手側に気持ちになって書くのもあり、相手がどのように書くか深く想像して書けたところがよかった。」「普段は口に出せないことをここで出せてよかった。モヤモヤしてたこともあったけど、取り除くことができた。」「ロールレタリングを通して、相手の気持ちを考えて行動や発言ができるようになった。」
思春期の時期に中学生にとって、他者意識や対人関係づくりを行うことは、とても有効的だと考えています。これから1年間の活動を通してどのように成長していくかがとても楽しみです。