1月23日(木)5・6時間目に、【 立志式 】ならびに【 ENJIN 01 出張講義 】を行いました。

まず、【 立志式 】では、各クラスの代表生徒が「将来の夢」について、プレゼンを使いながら語ってくれました。

主な内容は、以下の通りです。

1組 大山 春彦「”楽しい”を”やる気”に変えることができる中学校の先生」

2組 阪東 茉耶「子どもの将来に携わり、目標とされる小学校の先生」

3組 古川 凜華「多くの人を笑顔にし、元気づけ、幸せにするパン職人」

4組 土屋 聡太「誰にでも優しく、粘り強さがあり、複数の視点をもち、接しやすい先生」

5組 岡澤 月子「絶対に後悔させない、人生の転機になるようなストーリーを届けることのできる漫画家」

本番では、どの代表生徒も、堂々とした力強い言葉で、聞いている人が思わず引き込まれてしまうような熱意のある見事な発表でした。また、参観してくださったPTA会長の明星さんから「大人が聞いても学びになる発表だった。聞いている人だけでなく、発表してくれた人もよい学び(人生の経験)になったはず」、講師の神山さん「(講演まえの打ち合わせの予定を変更して、立志式を)見に来させてもらって本当によかった。素晴らしい発表だった」という旨のご感想を頂けました。

2年生では、この日までに、作文を書いたり、クラスメイトの夢を聞いたりしながら、一人一人が自分自身と向き合い、これからの生き方について真剣に考えることができたと思います。この発表を通じて、2年生全員が、将来への志を更に深めることができました。

次に、PTA会長の明星孝一さんに、ご自身の体験を交えながらご講話をしていただきました。

お話を聞いて ”人生には自分を変えることのできるチャンスがある。だから、それを見逃さないように、自分から行動して新たな人とつながりをもつこと。そうやって、環境をつくること。そして、自分自身を大切にすること。”というメッセージを受け取らせてもらいました。生徒たちのために、たくさんのお話をありがとうございました。

続けて、【 ENJIN 01 出張講義 】では、ノンフィクション作家で、小中学生などを対象にした作文教室(体験活動と五感を使って書く独自の取り組み)を主宰されている「神山 典士(こうやま のりお)」さんにご来校いただき、貴重なお話を伺うことができました。

神山さんは、ご自身が14歳のときに書いた作文が「今でも大切な宝物」であること、今でも人生の決断の際には『14歳の彼』(≒作文を書いた14歳の頃の、瑞々しい感性をもった自分自身のことであり、その彼に、自分は本当はどうしたいか、自分の心の奥底)に聞きながらどう生きるか決めている、というお話をしてくださりました。そして、生徒たちへ「14歳の思いを作文に残すことの価値の重要さ」を、生き生きと伝えてくださいました。

また、夢には「分母」(どのくらいの人々へ影響を与えることができるか)を意識することが大切であり、たとえ、それが少ない人であっても、その人を幸せにすることを考えることの大切さを教えて頂きました。社会でご活躍されている方から、直に思いを学ぶことができ、とても貴重な体験になりました。神山さん、ありがとうございました。