8月1日(月)に職員研修が行われました。
一つは、「スクールソーシャルワーカーの専門的役割~気になる生徒の支援から考える~」と題して、
福岡県立大学の奥村賢一先生にSSWについての研修を行っていただきました。
SSWとは、生徒の問題に対し、保護者や教員と協力しながら問題の解決を図る専門職です。
一言で言い表すのであれば、「学校と家庭と地域をつなぎよりよい解決を図る仕事」です。
社会の大きな変化や複雑化により、年々SSWの必要性は増してきています。
教員とは異なる視点から生徒の課題を見つめるため、隠れた課題などにも気がつきます。
教育(教員)、心理(SC)、福祉(SSW)などが協力し合うことで、こうした複雑化した問題にも対応できるようになりつつあります。
よりよい支援を生徒たちに行えるよう、さらなる連携の強化を図りたいと思います。
もう一つは、「授業におけるICT活用について」と題して、
那珂川市教育委員会の松本直大指導主事からICTについての研修を行っていただきました。
ICTとは「Information and Communication Technology」の略称で、日本語では「情報通信技術」と呼ばれます。
日常的には、スマートフォンでのコミュニケーションや、外出先での書類作成や送付などを行っていると思います。
今後、生徒たちはこの情報化社会で競争を繰り広げることとなります。
だからこそ、早いうちから情報通信技術について触れることは将来に大いに影響を与えることになります。
様々な懸念点も問題点もありますが、挑戦して改善しなければ進歩はありません。
教員も試行錯誤しながら、よりよいICTの使い方を実践しているところです。
現在、学校では生徒にタブレット端末を自宅まで持ち帰ってもらっています。
ぜひ、将来の来たるべきときにスムーズに使用できるよう有効活用してもらいたいと思います。