2月25日(金)に2年4組で北島先生の研究授業がおこなわれました。北島先生と言えば理科ですが、今回は理科ではなく学活の授業です。
2年生はあと1か月で3年生に進級します。中学校3年生は義務教育最後の学年です。進路の決定の他、部活動や学校行事など、様々なものに「最後の」という言葉がついてまわります。そのときになって後悔しないよう、3年生の生活に見通しを持ち、大まかな計画を立てることが授業の目的でした。
なんだかんだ言ってまだ3年生になる実感がわかない生徒が多く、いつ頃どんな自分になっていればいいのか、なかなか想像できず苦労している様子でした。そこで少人数の班をつくり、書いたこと・書けなかったことを生徒同士で確認し、アドバイスを送り合うと、少しずつ3年生になった自分の姿が見えてきたようです。
中学3年生になったとき、昔から子供たちは「もっと~しとけばよかった」と嘆くものです。いまの2年生がこのような後悔をせず、常に前向きな姿で卒業まで進んでいけるよう、今から先の見通しを持たせることが大切だと感じる授業でした。