4月26日(月)、いよいよ体育会に向けての結団式を行いました。今年の体育会スローガンは、「一意奮闘」です。冒頭、体育会実行委員長の内野あかりさんが立派な挨拶をしてくれました。運動や集団行動が苦手な生徒の皆さんも、何事にも一生懸命に取り組む姿勢が大切です。体育会が終わった時、全生徒が感動して涙を流すような体育会にしてほしいと思います。その一方で、4都府県に緊急事態宣言が発令され、福岡県も新型コロナウイルスの感染が急増して体育会の開催自体が危ぶまれる状況です。3年生は修学旅行にも行くことができなかったので、現段階では体育会を何とかして実施してあげたいと思っているところです。今後、感染拡大の状況によっては、体育会練習や当日のスケジュールを変更したり、保護者の皆様の参観をご遠慮いただいたりすることもあり得ます。最終的には、他市の状況も踏まえて、市教委と相談の上、那珂川市内の校長会で判断します。
【体育会実行委員長の話 内野あかりさん】
いよいよ、体育会練習が始まります。体育会練習を始めるにあたって、私の目指す体育会について話をしたいと思います。
その前に、皆さんに覚えておいてほしいことがあります。それは体育会ができることに、感謝の気持ちを持つと言うことです。昨年、体育会だけでなく、いろいろな行事ができなくなったりと、当たり前だと思っていたことが当たり前にできない、という悔しい思いをたくさんしたと思います。その気持ちを経験したからこそ、行事が当たり前にできることが幸せなことなのだということを常に忘れないでほしいです。
私の目指す体育会は、全員の思い出に残る最高の体育会です。
この体育会にするためには、まず、自ら創り上げるということが必要になってきます。先生達に言われて、やらされるのではなく、実行委員、ブロックリーダー、3年生を中心に、自分たちで気付いて、自分たちで行動していきましょう。そうすれば、きっと全員が全力を出し、達成感が味わえて、勝っても負けても悔いのないものになり、全員の思い出に残る最高の体育会になると思います。
1・2年生は初めての体育会、3年生にとっては1年あきましたが、最後の体育会です。明日から本格的に練習が始まっていきます。その中で、大切にしてほしいことが二つあります。
一つ目は、「忘れ物を絶対にしない」ということです。まずは練習に臨む姿勢からきちんとしましょう。そして、後ほど説明しますが、忘れ物はプロセス点に関わり、ブロックの勝敗にひびきます。ブロックリーダーを中心に呼びかけしあって、毎日忘れ物を「ゼロ」にしましょう。
二つ目は、「練習での態度」です。声を出すときは声をだす。出さないときは、姿勢や動き方などで行動を示す。これらを意識してください。声を出すときは、顔をぐしゃぐしゃにして、もうこれ以上でないと言うぐらい、全力で出しましょう。そして、これからの練習は先生達よりも、ブロックリーダーや実行委員が指示を出すことがほとんどです。一人一人、話をしている人の方を向いて、しっかり話を聴き、指示に対して、きびきび行動しましょう。
これからのきついことも増えてくると思いますが、みんなで支え合って、一緒に最高の体育会を作っていきましょう。