昨日(12月5日)、那珂川北中の多目的ホールにて、第1回となる「那珂川町三中学校 生徒会サミット」が行なわれました。
校長先生、ならびにコミュニティ・スクールの岡崎会長の挨拶に続き、PTA会長のオープニングの講話の後、生徒会役員のリーダーズ研修が始まりました。
講義の最初は総論として、那珂川北中学校・教頭先生の話から始まりました。
20年前の城島町で起こった、「いじめ」を背景にした自殺。そこから話はスタートします。
いじめを助長してしまっている「傍観者」がどのようになればいいのか、そのためにはリーダーがどのような行動をとればいいのか。
そのような観点から、当時、教頭先生が赴任していた大利中学校で様々な活動の紹介がありました。
その中の「ミニミニ生徒会総会」では、当時生徒会の会計をしていた方の作文も紹介。教頭先生はそれ題材にし、参加している生徒たちに質問を投げかけました。
参加者ひとりひとりがその質問の回答を考え、またそこでグループ毎の交流が行われました。
参加した生徒たちは学校を超え9つのグループに分かれておりましたが、そのグループ毎でディスカッションが行われました。
次の講義では、出渕先生が過去に赴任していた御陵中学校生徒会の実践例が紹介されました。
実はこの実践例も、教頭先生が過去に春日市の中学校で行なっていた生徒会サミットが出発点になっています。
最後の演習では、小林先生が一人一人から意見を聞き、生徒たちから集まった意見を元に、今後の生徒会としての目標ともなる「生徒会サミット 共同宣言」を採択して終了となりました。
生徒会サミット 共同宣言
- あいさつをする
- ごみ拾い、発表など自分で率先
- まわりをまきこみ、注意
- 支える人物になる
- がんばりを拡げる、発信
非常に内容の濃いリーダーズ研修でした。各校に散った生徒会がこの成果を自分たちの学校に反映していくのを楽しみにしています。