河川での水難事故防止についてのお願い

保護者の皆様へ

向暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のことと拝察いたします。
日頃から本校の教育活動にご理解・ご協力いただきまして、ありがとうございます。
さて、緊急事態宣言がようやく解除され、気温も次第に上昇する中、児童や生徒の河川での水難事故の発生が予想されます。特に本校では、今年度の保健体育科「水泳」授業を中止するため（後述）、河川での水遊びや遊泳による水難事故が大変懸念されるところです。
すでに、休校期間中にもかかわらず、高校生が那珂川で遊泳し、市職員の方から注意される事案が発生しています。また、数年前は、本市の中学生や春日市の高校生が死亡する事案も発生しています（裏面参照）。
つきましては、下記の注意事項を親子でご確認いただくとともに、お子様への十分な注意喚起を行って下さい。尊い命が奪われることが決してないように、よろしくお願いします。

• 雨天やダムの放流等で増水した河川には不用意に近づかないようにしましょう。足を滑らせて転落したり誤って深みにはまったりすることもあります。
• 基本的には市民プール等の施設を利用しましょう。万一、河川等で水遊びや遊泳を行う場合には、必ず保護者同伴もしくは保護者の承諾を得ましょう。承諾を得る際には、水遊びや遊泳を行う場所、同行者の氏名、帰宅時間等を事前に保護者に話しておきましょう。
• 万一、河川等で水遊びや遊泳を行う場合には、水かさが多いところや水難事故が起こったところなどの危険箇所、不衛生な場所、見知らぬ場所等には行かないようにしましょう。
• 万一、河川等で水遊びや遊泳を行う場合には、高いところからの飛び込み等の無茶な行為、溺れた振りや水中で暴れる等のふざけた行為はやめましょう。

※今年度の保健体育科「水泳」授業は、プール内や更衣室内での「密集」「密閉「密接」を避けることができないため、「中止」とします。尚、それに伴って次のような措置をとります。

• 保健体育科においては、「水泳」授業の代わりに「陸上」や「体力テスト」等を行います。
• プール清掃・水着販売については、今年度は行いません。
• 水泳部の部活動は、福岡市南区の区民プールにおいて行います。水泳部員並びに保護者の皆様にはご迷惑をおかけします。