12月4日(木)、松木先生が担当するクラスで、保健体育の授業が行われました。

 今回取り組んだのは、パラリンピックの正式種目でもある「ゴールボール」です。この競技は、視覚障がいのある選手が目隠しをして行い、ボール内部の鈴の音を頼りに攻防を行うものです。子どもたちにとっては初めての体験であったため、興味津々の表情で授業に臨んでいました。

 授業では、特に「守備」に焦点を当てました。攻撃に対し、どのようにボールを止めるかを試行錯誤しながらチームで練習し、その後のミニゲームで実践するという流れでした。守備中は全員が目隠しをしているため、ボールの軌道は全く見えません。そのような状況の中でも、3年生を中心に、練習で得た気づきを仲間に伝え合い、一人ひとりに合った役割を見つけるなど、チームワークが光る場面が多く見られました。

 終始、子どもたちは笑顔で活動に取り組んでおり、次回の本番のゲームでも楽しみながら「よりよい守備とは何か」を考えてくれることを期待しています。


 松木先生の「障がい者スポーツを知り、楽しんでほしい」という熱意がつまった、素晴らしい授業となりました。