本校卒業生の高校一年生、榊大駕さん、森田清志朗さんに来ていただき、卒業生講話を行いました。お二人には、受験期に頑張っていたこと、高校での厳しさ、中学生の間に身につけておくべきことをテーマに話していただきました。
榊さんは、入試に向けて「二番目に得意な教科を伸ばすことも大切」とアドバイスしてくれました。また、自身の反省も踏まえながら、読書の習慣を身につけておくことで、国語の力になると話してくれました。森田さんは、学習の環境づくりの大切さについて触れ、どのようにスマホから離れる工夫をしていたか話してくれました。また、その日に取り組む学習の明確な目標(どこまで進めるかなど)をもち、時間を計って学習することが効果的だとアドバイスしてくれました。
二人の話に共通していたことは、「高校は中学校よりも自由が増えるけれど、その分責任も増していくので、自分で物事を判断する必要がある」という点でした。例えば、中学校はサクセスノートや各教科の課題など学校で宿題を出してもらえるけれど、高校は何を学習するか自分で考えて進めていかなければならないので、それが大変だということでした。また、様々なことに挑戦し、多くの経験を積んでいくことが大きな力になっているという話もしていただきました。 中学時代には、生徒会執行部や行事のリーダーなどで活躍されていた先輩方の実体験をもとにしたアドバイスや、それらの経験を高校生活でどのように生かして頑張っているかなど、後輩たちにわかりやすく話していただき、大変貴重な時間となりました。


