7月18日、23日、25日の3日間にわたり、那珂川市・大野城市中学生ソフトテニス夏季大会を実施しました。個人戦は3ペアでの予選リーグを行い、その後順位トーナメントを実施しました。
本校からは4ペアが参加し、2ペアが1位トーナメント、2ペアが2位トーナメントに進出しました。1位トーナメントでは、仲宗根・武田ペアが準優勝、2位トーナメントでは、津田・松浦ペアが準優勝という結果でした。個人戦では惜しくも優勝を逃しましたが、引き続き行われた団体戦では、気持ちを切り替え、チーム全員で試合に臨みました。
団体戦は、那珂川市の3校と平野中学校の計4校で、7ゲームの総当たりの試合を行いました。1試合目は那珂川南中と対戦し、3対0で勝ちました。2試合目は那珂川中と対戦しました。どの試合も、攻めの姿勢でポイントを取りにいく場面がたくさんあり、2対1で勝ちました。3試合目の平野中戦は、「勝った方が優勝」というプレッシャーを抱えながらも、良い緊張感の中で、中学校最後の団体戦を「チーム全員で楽しもう!」という雰囲気がありました。試合が始まると、これまで練習してきた「2人で1本」のプレーが何本もあり、とても盛り上がる試合になりました。しかし、不安と緊張で押しつぶされそうな苦しい場面もありました。そんなとき、隣のコートで共に戦っている仲間の姿に励まされ、またベンチから声を枯らして必死に応援してくれる仲間の声に力をもらい、これまで頑張ってきた仲間を信じて、自分を信じて、最後まで諦めずに戦うことができました。結果は、2対1で見事勝利!チーム全員で勝ち取った優勝でした。最後の1点が決まった瞬間の、震えるほどの感動は今でも鮮明に心に残っています。
今年度は異例続きで、部活動が再開した当初は、目標を見失いかけたこともありました。しかし、何度も気持ちを確認し、逃げ出したくなるようなときにも踏ん張り、精一杯取り組む覚悟を決めて頑張ってきたからこそ、最後は持っている力をしっかり発揮し、最高の笑顔で終わることができました。
これまで、3年生が練習に集中できるよう一生懸命サポートしてくれた1・2年生、彼らが挫けそうなとき、励まし背中を押してくださった多くの方々、そして、いつも様々な場面で支えてくださっている保護者のみなさま、本当にありがとうございました。