22日(木)に第2回那珂川北中コミュニティ協議会(CS協議会)が開かれました。本会議には各区長様始め、福岡女学院大学の松崎教授や那珂川市教育委員会指導主事、岩戸北小、片縄小の校長先生、本校スクールサポーターを迎え行いました。校内で授業を参観していただき、その後、教務主幹より9月までの取組の説明や全国学学習状況調査や夏休み課題テストなどの結果、新体力テストの結果などから見える本校生徒の学力・体力の成果と課題、そして様々なアンケートからわかる生徒の現状などについて説明を行いました。その後の質疑応答・意見交流においては、『先日のイングリッシュイベントでは、子どもたちが本物の英語に触れるいい機会であり、子どもたちが本当に生き生きとしていた。このような“機会”を作ることが大切であり、また、このような機会を作れるのは落ち着いた学校だからできることである。日頃の指導のたまものだ。』というお褒めの言葉をいただきました。その一方で、『エンジョイココやアンビシャス広場をについて、演劇には11人の生徒が参加しているが、ボランティア活動(切手収集等)や福祉体験には参加者が誰もいない。地域貢献活動と同様に全校生徒に広めてほしい。』という生徒のボランティア活動に対する意識の課題について教えていただきました。また、コミュニティスクールに関して、『(本校で実施した)進路に関する保護者座談会の様子を文科省職員にも見てもらって、その意見を後日交流した。その際、コミュニティ・スクール(以下CS)を推進する意義として、『保護者や地域の方々など色々な人に子どもに関わってもらいたいからCSを推進する。』と言われた。』と伺いました。また、『昔はコミュニティスクールとかはなかった。地域の力が必要。地域の子どもが伸びるためにどんなことをすべきかを考えていかなければならない。』というご意見をいただきました。実際に中学生が参加させていただいた地域行事に関しては、『主体的に活動に取り組めていない生徒が見られた。』『時間がばらばらだったのが気になる。』といった課題も教えていただきました。中学校と地域、保護者の方々が連携して教育活動に向かっていけるように、これからさらにコミュニティスクールを推進していきたいと思います。まとめに、福岡女学院大学の松崎教授から「那珂川北中学校では40人のALTを招いたイングリッシュイベントなど、新しいことがどんどん実施されている。」というお話しとともに、「これまでと違う新しいことを取り入れる、教育活動のイノベーションを生徒アンケートなどの数値をもとにすすめて欲しい。」ということを伺いました。これからも地域、家庭、学校と連携して生徒を育てていきたいと思います。ご参会いただいた方々、ありがとうございました。